2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧
抗がん剤の副作用として便秘が生じることがあります。便秘を起こしやすい抗がん剤には、オンコビン、ビンブラスチン、ナベルビンなどがあります。これは、抗がん剤によって末梢神経や自律神経が障害されるために、排便を促す腸の蠕動運動が抑制されるためで…
大人ニキビは、ニキビ薬では治りません。大人ニキビの原因は、思春期ニキビの原因とは異なります。大人ニキビの主な原因は、古い皮膚の角質層の蓄積とお肌の乾燥です。お肌の代謝が悪くなることで、角質層が毛穴を塞いでしまい、それによってアクネ菌が繁殖…
パーキンソン病は、欧米では古くから知られていた病気で、近年、高齢化に伴って日本においても患者数の増加が顕著な神経変性疾患の1つです。パーキンソン病は、アルツハイマー病に次いで発症頻度の高い脳神経系疾患です。パーキンソン病は、脳の中の神経に異…
700万人もの人が患っているとされる甲状腺機能低下症。甲状腺機能低下症の85%以上は女性で、甲状腺機能低下症は女性の病気であるといえます。甲状腺機能低下症はさまざまな原因で発症しますが、特に、橋本病とよばれる自己免疫疾患によって発症するケースが…
人工透析療法(血液透析療法)を受けている患者さんの半数に、便秘症状がみられます。人工透析療法に伴う食事制限や食事管理によって、食物繊維の摂取量不足あるいは高齢による腸管の蠕動運動の低下により便秘が生じます。加えて、人工透析療法では、高カリ…